小さな家の地下室から小さな声で呟いてみる

樹齢百年を超すであろう木々が倒されていく。

今日を生き延びた松の巨木も明日には、いない。     moai



      


       
この週末は予期した以上に色々な方とお喋りする機会に恵まれました。

偶然だったり、再会したり、確かめる様に、楽しむ様に。
様々な宴が過ぎれば、或る者は帰路につき、また或る者は旅を続ける。

私はと言えば、未だ興奮が微熱となって、沈んだ様に浮かれています。

ご機嫌よう、また会う時までお元気で。       moai

目が覚めたら、「部屋の中はもう砂が来てるから駄目だよ」という切羽詰まった少年の声が耳に残っていた。

昨夜は、何だかどろどろと掴み所のない夢を見ていたようだ。

すっかり空気が引き締まった朝。

曇った天窓の硝子を飛ぶ鳥の影が斜めに突っ切る、一日の始まり。     moai


  


                        強めの向かい風の中、西に向く。    moai



夜とも朝ともつかない時間にテレビを付けたら、見入ってしまいました。
雪の降る里、角の生えた男の子の

これも、もう一週間くらい前の事。

冬を想うのはまだ早いと思いたい。
もう少し、好きなこの季節を感じたいものです。       moai


花見でもなく
お盆でもなく
暮れでもなく
正月でもなく

ただ、静かに深まりゆく大気を、感じる。

優しく鋭敏に。        moai
              
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