小さな家の地下室から小さな声で呟いてみる

朝、思わず寝室の窓から向こうの神社を写真に撮ったのが、これ。

           oh!雪じゃ。

こんな日に限って外出しなければならない用事があります。

窓のない場所で半日を過し、夜に帰って参りました。

雪の夜は、明るいね。    moai



三日ほど前から取り憑かれてしまいました。

水曜日の朝、目覚めると同時に押し入れの中を整理したくなったのです。
やりました。
上段だけのつもりが、下段まで、やりました(18日午前)。
そしたら隣りのクローゼットが気になってしまいました。
やりました(19日早朝)。
階段下まで伸びているクローゼットなのでかなりの分量です。
そしたら仕事机やらキャビネットやらの書類関係が気になってしまいました。
やりました(19日夜中)。
この時点で、燃えないゴミ、45リットルの袋が四個(昨日出しました)。燃えるゴミ、45リットルの袋が六個(今朝出しました)。

山積みだったゴミ袋がなくなってしまったら、今度は物置部屋が気になってしまいました。
やりました。
物置部屋にあったボックス棚をクローゼットに移動する事にしたら、もう一度、徹底してクローゼットをやらざるを得なくなりました(20日夕方)。

更に、燃えないゴミ、45リットルの袋が三個。燃えるゴミ、45リットルの袋が二個。資源ゴミ、殻のダンボール六個分。粗大ゴミ、二点……。

ここまでやって、漸く憑き物は落ちたようです。
憑き物が落ちたと思ったら、居間の時計が動き出しました。

どーでもいいけど、死にそうです。        moai
昨日から居間の時計が止まりました。
電池を入れ替えても動きません。
本格的に壊れたようです。

朝食を食べ終わっても10時14分。
散歩から帰っても10時14分。
録画ビデオを見始めたのが10時14分。
見終わっても10時14分。
寝ても起きても10時14分。

段々へんな気分になってきます。
しかも、本当に10時14分の時があるのが困りものです。    moai
氷混じりの雨がカリカリと天窓に降り続く。

遠くに冬の雷。

心地い睡魔に、身を委ねるひと時。    moai
仲良くして頂いている素敵に変人な怪奇漫画家先生のトークイベントに遊びに行った。
実は結構疲れていたので、着席できるレストランスタイルのイベントで一安心。
知った顔があちこちに。
テーブルには白い蝋燭が揺れ、世にも恐ろしい漫画を描く先生方はとても穏やかに楽しい。

ふと、連れの女性が注文したフライドポテトを箸で取り、「あーん」と食べさせてくれた。
一瞬にして「なるべくさりげなく食べよう」と思ったが、上手く口に入り切らなくて少し慌ててしまった。
妙に心拍数の上がる出来事だった。

「あー、でもたま〜に外出するのは(?)いい気分転換、だ!」   moai
昔の恋人から年賀状が届いた。
毎年恒例の事だけど、とても嬉しい。

でも今年はまだ返事を出せていないのです、ごめんなさい。
(いえいえ、他にもまだ沢山返事を書けてない方がいます!ゴメンナサイ!)   moai
好きな写真家の大規模な回顧展を大急ぎで観に行く。

美しい写真を撮る写真家の文章もまた、大層美しいのだ。     moai
元旦ノ朝、関東地方ハ明ルイ曇リ空デス。

朝食ニハイツモト同ジ、パントベーコンエッグトオレンジジュースヲ食ベマシタ。

静カナ、オ正月デス。

今年モ宜シクオ願イ致シマス、ト言合イマス。       moai



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