小さな家の地下室から小さな声で呟いてみる



降り続いた時間が止まる

彼の指が紡いだ戯言も既に泡沫

血抜きした肉を芳醇な深緑に浸して半日

されど愚考を放つオーガズム     moai



ふと思いついたのが運の尽き。
あるべき場所にない事に愕然となり、徹夜で捜索。
依然として行方知れず。
子供の頃に貰ったお気に入りのアレ。
アレですアレ。アレ、アレ、アレ。
どーにもこーにも見つかりません。

怪しいのは半年くらい前に行った大整理。
思い出されるのは猛烈なカオスと化した部屋の中。
大事だからと別の場所に移動したのかしら?
ひょいと何かに挟まってしまったのかしら?
それともうっかり捨ててしまったのかしら?

……自分はこういう事に本当に弱いのであります。
……半べそで友人に電話しましたよ。
でも気持ちは晴れず。
あああああ、自分のバカ。奈落の底。    moai
「エコール」 「写真家上田義彦のマニエリスム博物誌」 齋藤 芽生「晒野団地四畳半詣」


いつの間にか秋は深まっておりました。
ワタシは、もう少しの間、深い此の場所におります。
薄暗い中では目を凝らす事より耳を欹てる事が必要です。
少し疲れもしますが、そんなに悪い気分のモノでもありません。


(あ、化け物の文化誌展は根性で行きましたの。でも最終日で物凄い混雑でしたのよ)    moai
です。が。

ワタシが担当したのは、まだ先の放送(年内放送は4話と5話、たぶん)。
詳細は本家サイトのInfoで夜露屍苦ネ。   moai


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