小さな家の地下室から小さな声で呟いてみる



シクラメン2
ヒアシンス
クロッカス
シクラメン1







                      四年に一度の   じゃない春     moai





窓辺
公開から約ひと月、やっと観てきました。

 (ベンジャミン・バーガー!? えー、ウサギと同姓同名!?)
 (違う違う、ウサギはベンジャミン・バニーだよ……)

チョコレート以上に食欲を刺激されましたよ。

哀しくも少しヘンテコで、強烈に美しい映画でした。     moai
昨夜の事だが、『1月15日』は、まだ先の事だと思っていた。

今が2月と改めて認識し、心底驚いた。

(んもうっ、狂っとる)   moai
何かと言うと、握手をする叔父さんだった。
酔うとそれこそ、何度も何度も「握手」と言って手を差し出す。
子供の頃はそんな握手が、気恥ずかしいような、少し怖いような感じがした。

最期の握手はつい半月前。
随分とほっそりした手で「兄貴を頼む」と言っていた。

冬晴れの朝、握手の叔父さんは旅立った。   moai

(少し補足すると、握手の叔父さんが言うところの“兄貴”とは、私の父親の事だ。長男である私の父は、早くに他界した自分の父親代わりをしていたから、妹弟たちにとって親みたいなものなのだ。きっと叔父さんは親を残して先に逝く子の心境だったのだろう)
随分と静かな朝だと思ったら雪でした。

少し嬉しい。

シャッターを切ったら、水っぽく重い塊が、ボトと落ちた。     moai



                             2008年節分
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