小さな家の地下室から小さな声で呟いてみる


9/25、26と、河口湖に一泊旅行に行きました。

間際に適当にネットで見つけた一日三組限定の小さなホテル、思いの外良かったです。

美術館を巡ったり、湖畔をのんびり散歩したり。

中々訪れなかった秋をようやく楽しめました。      moai





河口湖アルバム








今日は展覧会を色々巡るぞと意気込んで。

浜口陽三・植田正治二人展―夢の向こうがわ』(於:ミュゼ浜口 9/26迄)
 銅版画家・浜口と写真家・植田、自分的には最強な組み合わせ。
 特に植田氏の「砂丘シリーズ」は、メルヘンな中にうっすらと寂寥感が漂う素敵な作品群。
 80年代に出された菊池武夫コレクションの復刻版カタログも買えて嬉しい。

復刻版カタログ

お友達と待ち合わせて浅草橋へ。

田村秋彦個展&綺朔ちいこ個展』+『夜想大骨董市』(バラボリカ・ビス 9/27迄)
 骨董市は、かのシュワンクマイエル御用達である古道具屋アウトローブラザーズさんの出展。
 小さな薬瓶から鰐の標本まで、楽しい驚異の部屋でした。
 田村氏は初個展とは思えぬ力強くディープな作品。
 綺朔氏は繊細ながらも毒のある世界観を会場全体を使って表現されていました。

ちいこ氏の会場、窓にも素敵なプリント

骨董市で小さな石膏像なぞを買って初台へ。

江戸川乱歩全集・Zaroffパノラマ展』(画廊・珈琲Zaroff 10/5迄)
 友人知人が出品している三部構成のグループ展。行った時は第二期成人編が開催中。
 居心地の良いカフェでは、偶然別の友人にも出会ったりして楽しい時間を過ごす。
 第三期の間椅子展も行けるかしら?


巡ると行っても、三ヶ所。
それでも自分にしては上出来なのだ。     moai


  
九月だと言うのに、何でこんなに毎日暑いのでしょうね。

少しでも清涼感をと愛用しているのは、サンタ・マリア・ノヴェッラのハーブウォーター。

湯浴みの度に、(なるべくケチらず)バシャバシャ使っています。

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局と言えば、ドミニコ修道院が設立した世界最古の薬局。

このハーブ水は、四百年変わらぬ処方で今も作られているのです。

ちょっとロマンを感じるでしょ。オススメよ。     moai



香りはすぐ飛んでしまうけど、しっとり。








 
何かの展覧会に行くと、作品でも作家の言葉でも、するりと深い所に入り込んでくるものがある。
例え一つでも、そんなものに出会えれば、とても嬉しい。


9/3  『没後25年 有元利夫展 天空の音楽』 於:東京都庭園美術館 9/5終了
 印刷物ではわからない原画の繊細な色使いにため息。
 絵の中をふわふわと飛ぶ花や花びら、丸い風船を観ていると何故か泣きたいような気分になる。
 

9/10 『まどみちお え てん ある詩人の100年の軌跡』  於:川崎市民ミュージアム 10/3迄
 繊細な抽象画の数々、とても好きだと思える絵がいくつもあった。
 幼い頃から好きな「タマネギ」と言う詩、ずっと谷川俊太郎だと思っていたら、まど氏だった!


(次は何の展覧会に行こうか……)     moai



発売先行して、試し読みツイートなんてのがあるみたいです。

詳しくは、本家サイトのインフォメーションをご覧下さい。

(今度のグレイスドアはハロウィンの話だよ)     moai


見本誌も届いてま〜す。











 

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